ゲームにおすすめのCPUランキングベスト88【2023最新】
ゲームで滑らかな映像を実現するためには、時間と共に変わる人や物の動きをリアルタイムでいかに素早く再計算できるかが重要である。
このような物理演算を行うにはGPUの力が大きく寄与するものの、衝突判定や背後のネットワーク処理などCPUが果たす役割もかなり大きい。
短時間で複数のタスクをCPUはこなす必要があるため、マルチスレッド能力が役立つことも多いが、多くは特定のタスクに処理が集中するためかシングルスレッド能力がよりゲームのパフォーマンスに大きな影響を与えている。
そこでCPUのグラフィックレンダリング能力を測るベンチマークであるCine bench R23のシングルスレッド値が高い順にランキングを付けた。自作やBTOパソコンの購入などで参考にして欲しい。
より多くのCPUを調べたい人はCPU性能比較表を参照すると良い。
ゲーム用CPUの選び方を簡単に説明
まずゲームを純粋に高画質、高フレームレートで楽しみたい場合は、Cinebench R23のシングルスレッドC_R23(S)と、もう一つ有名ベンチマークである3D Markに着目しよう。
3D Markは物理演算能力を示す指標3DMark Physics Scoreという指標を用いており、掲載されていないCPUも多いもののゲームのベンチマークとしてより確度の高いものであるのでC_R23(S)と併せて確認したい。
次にゲーム以外に4Kの動画編集や3Dモデリングなどクリエイティブな作業を行ないたい場合や、ゲーム実況などゲームと並行してもう一つ負荷の高い作業を行なう場合はCPUの総合的な能力を測る指標であるPassMarkとCinebench R23のマルチスレッドC_R23(M)にも注目するとよいだろう。
これらのクリエイティブなワークやマルチタスキングではコア数が多く、PassMarkやC_R23(M)の値が高いものが力を発揮する傾向にある。
いずれにせよゲームにおすすめなCPUの基本スペックは非常に高いので、特別なことをしない限りは問題とはならないだろうし、オフィス作業などは余裕である。
最後にせっかくハイエンドなCPUを選んでも、GPUがぱっとしないものであれば宝の持ち腐れである。おおよそハイエンド、ミドルエンド、ローエンドでCPUもGPUを揃えると良いが、具体的には下記の記事も参考にして欲しい。
ゲームにおすすめのCPUランキング
それでは下記にランキングを示す。表の見方については適宜↓を参考にして欲しい。