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Apple CPU 比較表 | MacやiPadのCPU性能を比較

Apple CPU 比較表

Appleの縦に長い商品説明を見ると「かつてない衝撃的なパワー」「この速さはずっと続く」「驚異的なパワー、内蔵」といったパワーワードがずらりと並び、さらに質の悪いことにすべての製品で同じような内容のため比較ができないという問題がある。

そこで本ページではMac、iPad、iPhoneで使われるAppleのCPUを総合的な能力を計測するベンチマークであるPassMarkのスコアで比較し、使用目的に合わせた製品選びができることを目指す。

Apple CPU 性能比較表

それでは早速比較表を紹介する。PassMarkの高い順に並べているが、項目をクリックするとソートできるので名前順など自由に並び変えて特徴を分析してほしい。

なお、一般的なPassMarkの基準は次のようになる。MACはゲーム目的には向いていないため、クリエイティブ用途で参考にしてもらえばよいだろう。

PassMark(M)の目安
  • 40000 - ・・・ゲームのパフォーマンスに異常にこだわる変態、プロフェッショナルなクリエイティブ用途
  • 20000 - 40000・・・ゲームで高いFPSを目指す時、クリエイティブ用途で特定処理の高速化を実現したい場合
  • 12500 - 20000・・・複数アプリでのハードなPC作業も余裕でこなせ速い。高度な3Dゲームを快適にしたい場合
  • 8000 - 12500・・・日常的なPC使いでは余裕のパフォーマンス、簡単な動画編集や軽いゲームも快適にこなせる
  • 5500 - 8000・・・日常的なPC使いで遅いとは思わないレベル。テレワークでは最低これぐらいは欲しい
  • 3000 - 5500・・・体感的な引っかかりが気になるレベル。裏でウイルススキャンとか走ると辛い
  • 2000 - 3000・・・動画やブラウザでの引っかかりが多く、イライラさせられる。遅い
  • ~2000・・・敢えて言おう、カスであると
  • ※ゲームはGPU搭載が前提です。
    PassMarkについて+

    PassMarkは重い計算処理を回す、動画のレンダリングを行うなど、CPUが様々な使われ方をされた場合の総合的な性能を評価している。この値が高いほどCPUが総合的に高速であるといえる。

    当サイトではCPUの全てのコアを使用した総合的な性能であるPassMark(M)と一つのみを用いたPassMark(S)のスコアを併記している。Mはマルチコアの略であり、Sはシングルコアの略である。それぞれの特徴は下記の用になる。

    有利なコア具体的なタスク
    シングルコアアプリの起動、Webブラウジングのサクサク感、ゲーム
    マルチコア複数アプリの同時実行、ファイルの解凍・圧縮、動画のエンコード・デコード、AI処理、画像のレンダリング

    スコアは毎年新規のCPUが出るたびに少しずつ上がるが、スコア自体が何を意味するかというものではない。新旧世代の製品や、シリーズ違いの相対比較に用いるのが良い

    なお、ソースとしてPassMarkの値は下記を参照している。

    ベンチマークの参照ページ
  • PassMark - CPU Popularity・・・メジャーCPUの総合性能評価。定番以外はトップページから参照
  • 19ヒット | CPU名クリックでAmazonへ | CPU売れ筋ランキング
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    CPU名称
    PassMark(M)
    PassMark(S)
    コア数
    スレッド数
    最大周波数(GHz)
    発売年
    Apple M2 Ultra 24 Core
    49402
    4022
    24243.52023
    Apple M1 Ultra 20 Core
    41025
    3871
    20203.22022
    Apple M3 Max 16 Core
    40308
    4816
    161642023
    Apple M3 Max 14 Core
    35997
    4331
    141442023
    Apple M3 Pro 12 Core
    27385
    4841
    121242023
    Apple M2 Max 12 Core
    26347
    4155
    12123.72023
    Apple M2 Pro 12 Core
    26320
    4150
    12123.52023
    Apple M3 Pro 11 Core
    24226
    4830
    111142023
    Apple M1 Max 10 Core
    22017
    3844
    10103.22021
    Apple M1 Pro 10 Core
    21800
    3819
    10103.22021
    Apple M2 Pro 10 Core
    21589
    4140
    10103.52023
    Apple M3 8 Core
    19532
    4784
    8842023
    Apple M1 Pro 8 Core
    17150
    3781
    883.22021
    Apple M2 8 Core
    15588
    3985
    883.52022
    Apple M1 8 Core
    14156
    3709
    883.22021
    Apple A17 Pro
    12342
    4526
    663.82023
    Apple A15 Bionic
    10038
    3519
    663.22021
    Apple A14 Bionic
    8603
    3400
    6632021
    Apple A13 Bionic
    6488
    2250
    662.72021

    Apple CPUの特徴

    次に上記の表からわかる特徴を簡単にまとめていく。

    Mシリーズはクリエイティビティによりコア数を選ぶ

    Mシリーズは主にコア数によりM2 UltraM2 ProM2 MaxM2通常版と名前が変わる。

    コアごとの性能は最大周波数の細かい違いこそあるもののほぼ同等であるためシングルコアスコアは同じシリーズではほとんど変わらない。すなわちWebブラウジングやアプリのサクサク感といった使用感にはシリーズ内では差がないといえる。

    よってM2の通常版にするべきか、Proにすべきかという判断はクリエイティブな作業をどの程度快適にしたいかで決まり、例えばコア数が増えれば次のようなことを高速化することが可能である。

    用途説明
    動画編集テロップの自動生成、シーン切り替わりの検出など
    ビデオのトランスコード動画を別のフォーマットや画質に変換、Youtube動画のアップロード時など
    画像のアップスケーリングや合成AI学習による画像の高画質化
    XCodeのビルドiOSアプリをプログラミングで作成した時の成果物生成

    まとめると動画像編集やプログラミングなどのクリエイティブな作業に対しては、高負荷な作業を伴うことが多いので、そこをいかに快適に行なえるかということがポイントとなってくる。

    この辺の感覚はある程度使ってみないと分からないものであるが、結局どれがおすすめ?ということになると、仕事で使うレベルで使いこなしたいならばProを搭載すべきであるし、趣味の範囲で行ないたいならば通常版を搭載しておけばよいだろう。

    Apple Aシリーズは普段使いとしてもA14以上がおすすめ

    第10世代のiPadやiPhone 12などに搭載されているのがApple A14 Bionicであるが、A14はA13と比較して一気にシングルコアスコアが伸びてきている。これによりWebブラウジングやアプリ操作が体感が変わるレベルでサクサクになる。

    それでかつ日常的に楽しむには十分なPassMark結果を出していることから、高負荷なことを行わない大抵のユーザにとって最善な選択肢となるであろう。

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    この記事の目次
    1. Apple CPU 性能比較表
    2. Apple CPUの特徴
      1. Mシリーズはクリエイティビティによりコア数を選ぶ
      2. Apple Aシリーズは普段使いとしてもA14以上がおすすめ
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