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オフィスソフト(Microsoft Office)は必要か?

マイクロソフトオフィスは必要なのか?

オフィス製品は文書作成のためのWord、表計算のためのExcel、メールソフトのOutlook、プレゼンテーション資料作成のPowerPointなどからなるMicrosoftの基本ソフトウェア群の事を呼ぶ。それぞれ家庭用、ビジネス用の両方で使用されている。

これらのソフトは比較的高価であり、オフィス製品が付属している場合、パソコン価格が2~3万円ほど上乗せになる。

家電量販店でパソコンの値段を見ていて安いモデルがあったと思うとオフィス製品が入っていない事が多い。このオフィス製品を付けるかべきか迷う事は多いと思われるので必要なのかをまずは考えていきたい。

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この記事の目次
  1. 日常におけるオフィスソフトの使用シーン
    1. Wordは年賀状、名刺、POP、地図入り案内状
    2. Excelは家計簿、リスト管理
    3. パワーポイントで旅行のしおり、動画も
  2. Office互換ソフトは表示乱れと情報の無さに注意
    1. マイクロソフトオフィスで表示すると画面が崩れる
    2. ネットで調べても情報が少ない
    3. クリップアートやフォントの数が少ない
  3. Office PersonalかOffice Home & Businessの2択
  4. OEM版、オンラインコード版、Microsoft365版などのどれを選ぶべきか
    1. OEM版
    2. オンラインコード/パッケージ版
    3. Microsoft365版
  5. まとめ

日常におけるオフィスソフトの使用シーン

Wordは何となく文書を書くためのワープロ、エクセルはマス目があって計算をしてくれそうなシート、パワーポイントはプレゼンテーションと何となく知っている人も多いと思われる。

大学生ならば、ワードでレポートの文章を書き、エクセルで実験のグラフを作成し、パワーポイントでプレゼンを行う、と用途としてはぴったりである。また社会人ならば人前でプレゼンを行う人もいるだろう。よって学生と日常的にオフィスソフトを使う社会人は必須であり、最低一台のパソコンにはインストールしておきたいところだ。

しかし、それ以外の人は買う必要はないのだろうか?そう考えることもやや早計である。まずは日常で使用するシーンを正しく把握し、値段と比べた上での判断を行うべきである。

Wordは年賀状、名刺、POP、地図入り案内状

Wordはただ文書を書くだけのツールではない。年賀状や名刺、店頭用のPOP、地図入りの案内状など他にも多くの用途で使うことができる

たとえば、年賀状の場合、Wordのオプションでハガキサイズを指定し、空いたスペースに様々な書体の文字やイラストを組み合わせて配置することで仕上げることができる。

Wordファイルが完成したのち印刷してやれば完成である。印刷は自宅にコピー機があれば問題がないが、コンビニでも対応することができる。

Excelは家計簿、リスト管理

Excelで日常使うことの代表が家計簿である。毎日の収支を入力し、月、年の合計を簡単に計算することができる。また収支の推移をグラフで表示することも簡単にできる。

さらに機能を使いこなすことができると、毎年の収支から次の年の収支を予測、保険金のシュミレーション、株の利益が毎年3%と仮定した時の資産の推移など、お金に関する様々なシュミレーションをおこなうことができる。高機能な家計分析ツールとして日常生活に役立つわけである。

しかし表計算をおこなうばかりがExcelの機能ではなく、リストとしての使い勝手も良い。たとえばイベントの参加者とその住所を一覧で管理したい、あるいはTodo Listで、行うこと、締め切り、備考をそれぞれ記述したい時などが想定される使用ケースである。

パワーポイントで旅行のしおり、動画も

パワーポイントに関しても用途はプレゼンテーションのみではない。パワーポイントは、図形や写真、文字を様々に組み合わせてスライド(パワーポイントの一枚の画面のこと)をつくることを得意としており、旅行のしおり、簡単なスライドショー動画などにも使うことができる。

旅行のしおりの場合、インターネットから写真をペタペタと貼り付けて、スケジュールや持ち物チェックリストを入力すれば完成である。

また複数のスライドを動画として出力することができる。結婚式で流れるような、写真が数秒ごとに切り替わる、メッセージ付きスライドショー動画をつくることはたやすい。

Office互換ソフトは表示乱れと情報の無さに注意

Open OfficeやキングソフトのWPS Officeといった、マクロソフトオフィスとそっくりなソフトが別途利用可能である。これらはOffice互換ソフトと呼ばれている。

Office互換ソフトで作成したファイルはマイクロソフトオフィスで開くことができ、逆もまた然りである。(互いにそれぞれの形式に変換して表示することができるので、互換ソフトと呼ばれる)。

オープンオフィスに関しては無料であるし、WPS Officeも数千円と安い。機能もそれほど変わらないのならば、これらをマイクロソフトオフィスの代わりとして使うことはできないだろうか?

もちろん可能である。ただし、以下で説明する注意すべき点を理解した上で選択してほしい。

マイクロソフトオフィスで表示すると画面が崩れる

互換ソフトで作成したファイルがマイクロソフトオフィスでも開くとはいえ、レイアウトが崩れてしまい修正を行う必要がある。

たとえば、互換ソフトで作成したファイルをパワーポイントで開いた場合、もの同士の配置が微妙に異なっており、図形と文字を別々に書いていたとしても重なって表示されることはよくある。一旦整理し直すという手間がここで発生する。

ネットで調べても情報が少ない

マイクロソフトのオフィスならば、グーグルで検索をするとすぐさまやりたいことを教えてくれるサイトを見つけることができる。"ワード 年賀状"と入力しても数え切れないぐらいのサイトが表示され、しかもどれもそれなりに丁寧に解説してくれている。

一方で互換ソフトの場合はどうか?、ユーザー数が圧倒的に少ないためこちらはほとんど情報がない。メニューの名前や配置が同じかと思いきや微妙にマイクロソフトオフィスと異なっている。これがかなり歯がゆい点である。

クリップアートやフォントの数が少ない

クリップアートやフォントの数が少なく、優美なデザインのPOPやスライドショーを作ろうとしても適当なものがない。またワードで振りがなが打てない、パワーポイントでフリーハンドで線を引く機能が備わっていない、Excelのマクロ機能が不十分など痒いところに手が届かない感じである。

これらの点を理解した上で使用する分には問題がない。学校のレポートをWord互換ソフトで書いて印刷して提出、単純なリスト作成でExcel互換ソフトを使うなどは十分可能だ。ただし安い以外に使用するメリットは何もないということは覚えておこう。

Office PersonalかOffice Home & Businessの2択

オフィス製品には個人向けとしては2種類のソフトウェアパッケージが存在する。

パッケージ名ソフトウェア
Office PersonalWord、Excel、Outlook
Office Home & BusinessWord、Excel、Outlook、PowerPoint

それぞれのソフト単体で購入する事もできるが、単体で購入すると割高になるため通常はこの2つのうち組み合わせのうちのいずれかを選択して購入することになる

Outlookはメールを管理する、あるいはスケジュールを管理するためのソフトである。グーグルのGmail、YahooのYahooメールなど複数からのメールを一つのメールソフトで閲覧できて便利である。

もっとも大抵の人はGmailかYahoo、Microsoftのいずれかのメールサービスをメインとして一つ使うケースがほとんどと思われるため、あまりOutlookは必要とされないであろうが。

パッケージの違いはPowerPointが有無だけである。前述のようなスライドショーや旅行のしおりを作りたい人や、学生及び、社会人でプレゼンテーションを行う人ならばOffice Home & Businessを選ぼう。

OEM版、オンラインコード版、Microsoft365版などのどれを選ぶべきか

オフィス製品をパソコンに入れようと思ったとしても必ずしもパソコンの購入と同時にオフィスを入れておく必要はない。

オフィス製品にはその購入形態によってOEM版オンラインコード版パッケージ版Microsoft365版という種類が存在する。その4種類の特徴を説明しつつ、どういった人におすすめかについても述べていこう。下記の図を参考にしつつ話を進める。

OEM板オンラインコード版パッケージ版Microsoft365
適用範囲1台限り2台まで2台まで無制限
料金25000円程度35000円程度40000円程度月額1000円程度
備考購入時のパソコン以外では使用できないライセンスの他パソコンへの移行が可能ライセンスの他パソコンへの移行が可能Skype月60分、クラウドストレージ1TBが無料で付随

OEM版

パソコンを購入した時にソフトとして一緒に付属しているものがOEM版である。OEM(Original Equipment Manufacturing)は製造の専門用語のため説明しないが、パソコンに付随して売られるソフトとここでは考えておけば良い。

購入したパソコンでしか使うことができず、したがってパソコンの買い替え時も他のパソコンに移行することはできないが、パソコンとのセット価格で購入できるためパッケージ版と比べると割安である。

自分用のパソコンのうち、一台のみにオフィスを入れれば十分である人はOEM版がお勧めである。

オンラインコード/パッケージ版

パソコンの付属品としてではなく、ソフトウェア単体として販売されているものがオンラインコード/パッケージ版である。使用期限がないため、2つまとめて永続版とも呼ばれる

オンラインコード版とパッケージ版の違いは、物理的なDVDからOfficeをインストールするか、オンラインコードからインターネット経由でOfficeをインストールするかの違いだけであり、オンラインコード版の方がお得である。

値段はOEM版よりも高価であるが、2台のパソコンにインストールできる(2台分のライセンスがある)。2台に既にインストールされている場合は、片方のパソコンからオフィス製品のアンインストールを行う事で他のパソコンにライセンスを移行することもできる。

パソコンが故障してアンインストールできない状況でもサポートセンターへ連絡することによってライセンスの移行作業は行えるので問題ではない。

要するに2台同時まではオフィス製品をインストールする事ができる

因みにライセンスの認証を行わなくとも、オフィス製品のインストールは可能である。しかしその認証を行わないと1ヶ月程度で機能制限が掛かってしまい、データの保存やファイルの編集ができなくなってしまう。

オンラインコード/パッケージ版の注意点として、2台のパソコンにインストールできるものの、そのOSは同じでなければならない場合がある。

Windows1台とMAC1台に対してインストールする時は、そのパッケージがどのOSに対応しているのかを必ず確認しよう。

よってデスクトップとノートPCを2台使い、いずれもWindowsの場合(あるいはいずれもMacの場合)のみパッケージ版がおすすめである。デスクトップはWindows、ノートはMacという人はOEM版にした方が安い。

Microsoft365版

Microsoft365版(具体的にはMicrosoft365 Personal)は月額課金または年額課金型の製品である。

月単位で契約できるため、必要な時だけお金を払えば良い。またインストール数は無制限、同時に最大5台のデバイスでサインイン可能である。同時に5台も使う人は稀なため、ほぼ制約は無いと言える。いずれもインターネットからオフィス製品をダウンロードして使用を即座に開始する事ができる。

常に最新のソフトを使うことができ、Officeの新しいバージョンが出た折にはインストールが可能であることもメリットである。

更に高価な付属サービスとして、One Driveというクラウドストレージを1TBもらう事ができ、インターネット上で多くのファイルを保存しておく事ができる。もっともMicrosoft365の解約を行うと1TBのストレージは25GB程度までしか使えなくなるため、こまめに使用する人はこの点に関しては注意が必要である。

またスカイプが毎月60分間無料となり、無料範囲には固定電話や携帯電話が含まれるため、電話料金の大幅な節約が可能となる。30秒20円が固定電話の一般的な価格のため60分だと最大で2400円の節約となる。また海外の固定電話も可能なため、この場合は更にお得である。

オフィスを毎月使わない人、目安としては年に3か月間以下の使用期間の人は必要な月だけ課金すれば良いためMicrosoft365が向いている。

また複数デバイスで頻繁にオフィスを使用する人も、常に最新のソフトウェアを使え、多くの端末でどこでも使う事ができるため毎月課金する価値があると言える。

まとめ

オフィス製品には複数の使い道があり、パッケージも数種類ある。オフィス製品が必要かどうか人によって違い、答えることはできないが、これらの情報を基にして判断してほしい。製品情報についてはマイクロソフトオフィス''のホームページを参照。

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  1. 日常におけるオフィスソフトの使用シーン
    1. Wordは年賀状、名刺、POP、地図入り案内状
    2. Excelは家計簿、リスト管理
    3. パワーポイントで旅行のしおり、動画も
  2. Office互換ソフトは表示乱れと情報の無さに注意
    1. マイクロソフトオフィスで表示すると画面が崩れる
    2. ネットで調べても情報が少ない
    3. クリップアートやフォントの数が少ない
  3. Office PersonalかOffice Home & Businessの2択
  4. OEM版、オンラインコード版、Microsoft365版などのどれを選ぶべきか
    1. OEM版
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    3. Microsoft365版
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