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【元販売員が語る】パソコンはどこで買うべきかのココだけの話

パソコンはどこで買うべきか

パソコンの販売チャネルとして大まかにはヨドバシ、ヤマダ、ビックカメラなどの量販店、Dell、Lenovo、NEC、マウスコンピュータなどのネット直販サイト(ダイレクトショップ)、Amazonや楽天などのECモールがある。

大量仕入れの量販店、中間マージンが無い直販サイト、システム費用が不要なECモールとそれぞれが強みを持っているため実際にどこがお買い得かは分かりづらい。

そこで、パソコンをどこで買うべきかを元ヨドバシカメラで働いていた管理人が中立の立場でココだけの話として述べる。なお、中古の場合は、中古パソコンはどこで買うべきかを参考にしてほしい。

この記事の目次
  1. どこで買うのが一番お買い得か?
    1. 量販店
    2. ECモール
    3. 直販サイト
  2. 量販店で注意すべきこと
    1. 情弱狩りの聖地であることは肝に銘ずべき
    2. ディスプレイの輝度に注意
    3. 値下げ交渉は可能
  3. 直販サイトは一般的におすすめできる
    1. 自分に合ったスペックにカスタマイズできる
    2. 選択肢の幅が広い
    3. 延長保証に強い
  4. ECモールは玄人向け
  5. まとめ、パソコンはどこで買うのがおすすめか?

どこで買うのが一番お買い得か?

基本的に町の電気屋と楽天が高いということを除けば、どの販売チャネルが安いのかは一概には言えない。あるものは量販店が安いし、あるものはECモールや直販サイトが安い。

ともあれメーカーによって販売チャネルごとの価格には傾向があるのでそのあたりを論じていきたい。

量販店

量販店は人件費や土地代がかかるため、それが費用に転嫁されて商品の値段が高くなってしまうという意見がある。

その通りであるが、同時に大量に商品を売り切る能力を持っているため仕入れ値は安く、必ずしも割高であるとは言えない。

メーカーとしてはAppleはブランド戦略として全てのショップで値引き無しであるが、ポイントが5%つくためMacbookは量販店での購入が最もお得である。Microsoftもあまり公式サイトで値引きがされないので量販店で問題ないだろう。

また、NEC、富士通、Dynabook(旧東芝)の御三家様は特に量販店への依存が高いために力関係が弱く、直販サイトで量販店よりも安く売ってはならないという暗黙の了解がある。要するにメーカーと量販店は持ちつ持たれつなのである。

直販サイトサイドも怒られない範囲でセールを行っているが、これら3社はポイントを含めると量販店の方が安くなる可能性が高い。

ECモール

楽天は町の電気屋と同様個人商店が多く、またポイント還元率を捻出するために価格が高いものが多い。

楽天でパソコンを買う人も少ないことから量を裁くことができない点も割高になるポイントであり、余程楽天に依存している人以外は調べる必要も無いだろう。

また、Amazonはそれなりに数量が出るため多くのメーカーが販売を行っているが、販売手数料として8%のマージンを取られてしまうので、できれば直販サイトで売りたいが本音であろう。

直販サイト

NEC、富士通、Dynabookが量販店よりも不利になることが多いことは述べたが、Dell、Lenovo、HPなど海外メーカーやマウスコンピュータ、パソコン工房などのBTOメーカーは直販サイトを主な販売チャネルとしているため量販店への依存度は少ない。

ECモールへの依存度も同様に少なく、店舗側の在庫処分やECモールのセールなど 一部の条件を除けば多くのメーカーでは直販サイトが最も安くなる可能性は高い。製品も工場直送だったりする。

量販店で注意すべきこと

量販店は実際の商品に触ることができ、そこから得られる情報は大きい。しかしパソコンでまず決めるべきはスペックであり、外見ではない。

また、視覚においてもディスプレイは失敗する可能性が高い要素なので注意をしておく。

情弱狩りの聖地であることは肝に銘ずべき

量販店の販売員は常に客のことを考えて動いている訳ではなく、戦略的な販売商品であったり、在庫やリベート(販売報奨金)の有無も考えて行動している。

よって客が買いたい商品と販売員が売りたい商品は異なってくる

また、販売目標があることと、購入したもののOfficeが入っていなかったなどのクレームを回避するため、できるだけ多くのソフトウェアが入った失敗の少ない商品を勧めたいという事情もある。

このように様々なモチベーションが販売員には働くため、おすすめは何かと聞かれると販売員にとってのおすすめが返ってくる可能性も高い

以前テレビ売り場にいた時、ある期間東芝のREGZAだけ売ればリベートがあったため、どのメーカーがおすすめですか?と聞かれたときに「東芝ですね~」と社員は答えていたものである。社員にも一部のリベートが還元される仕組みである。

パソコン自体に関しては販売員は詳しいため、機能やパーツの質問はしても良いが、おすすめのパソコンは最終的に自分で探すことをおすすめする。

ディスプレイの輝度に注意

量販店のテレビ売り場では、ディスプレイが明るい方が見栄えがするため、全てのテレビの輝度を最大まで上げている。

ところが実際に家庭で輝度を最大まで上げると明るすぎるため、大抵の人は輝度を落としてテレビを見ている。すなわち明るさが商品の決定要素になっているものの、その要素を購入後活用していないのである。

同じことがパソコンにも言える。やや光沢があるディスプレイのノートパソコンが量販店では人気が高いが、実際に使うと目がちかちかしてこんなはずではなかったとなることがある。

値下げ交渉は可能

Appleは交渉不可であり、Microsoftも恐らく厳しいが、その他のメーカーに関しては値下げ交渉は商品によりけりだが可能である。

ヨドバシの話であるが、ある一定以上の値下げ幅はメーカー販売員も含め持っているが、基準を下回る値下げはフロアのマネージャーが権限を握っているので、メーカー販売員ではなくやや年次が上の量販店社員に話掛けるのがコツである。

すると店員は、「マネージャー、4番です」と隠語で語りかけ、マネージャーが値引き幅を示すといった感じである。若手の店員だと尋ねるのを躊躇する可能性があるのでできれば避けたい。マネージャーは基本ヤ〇ザな性格であるため私も聞くのは嫌いだった。

ヤマダやビックカメラは話を聞く限りでは一般社員でも割と大幅な値引き幅を持っていた。

交渉材料としてはいくつか店舗を周り価格調査をした上で、買いたい価格を提示するのが鉄板である。場所は東京住まいならば池袋のヤマダとビックカメラが一番値引きがしやすいし、店員も対応に慣れているだろう。

気力があればやってみよう。恐らくネットより安く買えるはずである。地方は回る店舗が近くにないので厳しいが、店員も客は逃したくないため、〇〇円ならばすぐに買いますと言って3%程度値引いたキリが良い価格ならば応じてもらえることも多い。

直販サイトは一般的におすすめできる

次にネットでの直販サイト、前述の通りAppleは量販店の方がポイント分お得であり、NEC、富士通、Dynabookも量販店との力関係により安くなりにくい。

しかし保証面が有利であったり、何よりカスタマイズ性が高いことが直販サイトの良いところである。そのあたりを説明する。

自分に合ったスペックにカスタマイズできる

量販店は、購入したものをすぐに持ち帰ることはできるものの、購入できるパソコンの選択肢は多くはない。

ドンピシャでハマるものがあれば良いが、ストレージの容量が過剰だったり、CPU能力がやや低いなど、1つや2つは妥協しなければならないポイントが出てくることが普通である。

これに対して直販サイトは、自分にあったパソコンのスペックに合わせてパソコンを購入することが可能である。

マウスコンピュータやパソコン工房といったBTO(Build To Order:受注生産の意味)パソコンサイトでは、特に細かいチューニングが可能で、CPUやメモリ、ストレージなど基本パーツは当然のこととして、CPUグリスや電源まで選択可能な場合もある。

マニアックなBTOオプション

まあマニアックなところは基本標準で良いが、とことんまでこだわれるという事が分かるだろう。

選択肢の幅が広い

直販サイトはそのメーカーが扱っている全てのモデルを購入することが可能である。

また、Web限定のオリジナルモデルや、カラーバリエーションが用意されていることも多く、選択肢の幅が非常に広いといえる。

延長保証に強い

一般的なメーカー保証は1年のみであるが、富士通やVAIOのWebサイトから購入すれば標準で3年保証、あるいは他のメーカーも様々な保証サービスを打ち出している。

これには自社製品のことは自社が一番良く分かっているため、きめ細かい保証制度設計が可能ということもあるし、量販店からでは得られにくい自社製品のデータを蓄積して次の開発に役立てていきたいという思惑もあるだろう。

もっとも全てのメーカーが顧客重視で保証サービスを展開しているのかは分からないが。ちなみにヨドバシでは5年保証は利益率が高いのでしっかり取るようにと言われていた。

ECモールは玄人向け

Amazonでパソコンを購入するのはかなり難しい。カスタマイズ性に乏しいため、自分にあった製品を見つけるのは難しいし、販売元が信用できる保証がない、PCの発売時期が不明なものが多いなど検索力と目利きがかなり求められる

頑張れば直販サイトよりも安い価格のパソコンが見つかるかもしれないが、やはり選びにくいので直販サイトで購入するのが良いだろう。

ただ、直販サイトの販売力が弱い台湾メーカーのASUSとMSIはAmazonに公式ページを持ち、多くの販売をAmazon経由に頼っている様子で、価格もAmazonの方が安い場合が多く納入も早い。

まとめ、パソコンはどこで買うのがおすすめか?

最後に総括として、メーカーごとにどこで購入すべきかをまとめた表が下である。

販売チャネルメーカー
量販店AppleMicrosoft
量販店か直販サイト富士通NECDynabook
直販サイトデルLenovoHPマウスコンピュータパソコン工房など
ECサイトASUSMSI

まず、Appleはどこで買っても値段が同じのため、ポイントがつく量販店での買い物がおすすめである。また、Microsoftも量販店がポイントを含めて安くなる可能性が高い。

次にNEC、富士通、Dynabookなどは量販店との関係が強く、交渉などを組み合わせれば価格も量販店が優位になることが多い。しかし直販サイトのカスタマイズ性の高さと商品の豊富さから直販サイトが有利な面もある。

また、セール・お買い得情報を下に張ったが、クーポンやプレミアムサイトの使用で価格面でも対抗できる水準になるだろう。ちなみに特別クーポンは公式サイトの安売りを監視する量販店に目を付けられにくい良い作戦であると個人的に思う。

次にDell、Lenovo、HP、マウスコンピュータなどその他のメーカーは量販店の圧力も大きくないため直販サイトが価格の面でもカスタマイズの面でもおすすめである。

最後にAUSUやMSIはAmazonの公式サイトが充実しているため、そちらで購入するのが安いし早いだろう。

現在セール中の一覧等は下記でまとめているので、効率よくお買い得品を探したい場合は下記も参考にして欲しい。

現在のパソコンセール・お買い得情報+

また、パソコンメーカー一覧で他も含めた各メーカーの特徴とサイトへのリンクがあるので参考にして欲しい。

最後に自分に合ったスペックが分からないならば、当サイトのトップページへ行き、メーカーやスペックの推薦を是非受けてみて欲しい。

それでは楽しいパソコンライフを!

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  1. どこで買うのが一番お買い得か?
    1. 量販店
    2. ECモール
    3. 直販サイト
  2. 量販店で注意すべきこと
    1. 情弱狩りの聖地であることは肝に銘ずべき
    2. ディスプレイの輝度に注意
    3. 値下げ交渉は可能
  3. 直販サイトは一般的におすすめできる
    1. 自分に合ったスペックにカスタマイズできる
    2. 選択肢の幅が広い
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