コスパ最強な売れ筋ノートパソコン シリーズ5選
「この性能でこのお値段なんてコスパ高すぎ!!」などパソコンにおけるコスパとは、価格の割に高価なパーツを搭載しており性能が高いことをいうことが多い。
しかし単なる基本性能の価格対比だけではなく、モバイルノートにおける軽量性やゲーミングノートにおける操作性など、使用場所や目的から来る付加価値の見極めも、自分に合ったノートパソコンを探す上では重要になる。
そこで本ページでは絶対的にコスパ最強なノートパソコンの2シリーズと、付加価値に対してコスパが高い目的別の売れ筋3シリーズを紹介する。
特定の製品ではなくシリーズ(機種)を紹介するのは製品価格が毎日のように変動して、コスパが変わるからである。実際直販ページに行き、コスパ最強なシリーズをお得な構成や時々のセール品で購入するのがベストであろう。それでは早速紹介していく。
- コスパ最強なノートパソコン2シリーズ
- Lenovo IdeaPad - 世界シェアトップのエントリーモデル
- Dell Inspiron - コスパ最強と名高いモデル
- 高付加価値型コスパ最強ノートパソコン3シリーズ
- 【クリエイティブ部門】マウスコンピュータ DAIV
- 【モバイル部門】HP Pavilion Aero 13
- 【ゲーミング部門】ASUS ゲーミングノート
- 購入に迷った場合、コスパに関して管理人が一問一答
- 怪しげなメーカーで価格が安い製品が出ているが?
- ディスプレイサイズで安いのは?
- CPUはRyzenかIntelどちらのコスパが高い?
- そもそも自分に合ったパソコンがそもそも分からない
- ノートパソコンにおける付加価値にはどのようなものがある?
コスパ最強なノートパソコン2シリーズ
全ての製品に当てはまる事だが、メーカーにおけるコスト競争力は基本的に生産規模により決定する。すなわち大量に安い価格で部品を購入し、まとめて作ることによりコストを下げる事ができるのである。
よってコスパが最強となり得るパソコンメーカーは必然的に世界規模で高いシェアを持つメーカーということになり、それはLenovo、Dell、HPである。この3社で世界のパソコンシェアの50%以上を占めている。
このうちHPは全体的にやや高付加価値帯に重点を置いているため除かれ、残ったLenovo、Dellのエントリーモデルとなるノートパソコンがコスパの上で世界最高ということになり、以下で紹介するIdeaPadとInspironがそれに当たる。
Lenovo IdeaPad - 世界シェアトップのエントリーモデル
IdeaPadは世界シェアトップ企業であるLenovoの普及価格帯モデルであることから、恐らくは世界で最も売れているノートパソコンである。
IdeaPadの中では様々なサブシリーズに分かれており、エントリークラスのSlimシリーズ、Gamingシリーズ、360度回転できるFlexシリーズ、デタッチャブルなDuetシリーズなどハードウェアの性質により様々なモデルが存在する。
特にSlimシリーズはコスパ最強であり、15.6インチのモデルならば5万円台から本格ノートパソコンを手に入れることができる。
その他も十分な価格競争力があるので、付加価値の程度に合わせた自分に合ったパソコンが見つかるはずである。
Dell Inspiron - コスパ最強と名高いモデル
メーカー自ら運営するダイレクトショップに最も力を入れているDellのコスパ最強なエントリーモデルがInspironシリーズである。
サイズは13.3から16.0インチのモデルからGPUが搭載されたゲーミングPCまで幅広いラインナップを提供しており、シリコンバレーに近いテキサス州に本社があるからか、最新世代のCPUをいち早く搭載してくるあたりは定評がある。
また、15.6インチのスタンダードモデルはコスパオブコスパとも言える価格帯で、最新世代Core i5、オフィス付で税込み10万円以下で余裕で購入ができてしまう。
Webサイトでのスペック検索も分かりやすいので、自分に適したInspironをすぐに探すことができるだろう。IdeaPadとどちらが良いかは難しい質問で、まあ好き好きといったところ。
高付加価値型コスパ最強ノートパソコン3シリーズ
それでは次に高い付加価値を持ちつつコストパフォーマンスも非常に高い3つのシリーズを、それぞれモバイルノート、ゲーミングノート、クリエイティブ専用ノートとして紹介する。
これらの製品は基本性能ではなく軽量性やデザイン、操作性など付加価値の部分を加味した上でコスパが高いと判断した製品群であり、必然的に売れ筋のシリーズとなっている。
【クリエイティブ部門】マウスコンピュータ DAIV
ランチェスター戦略という弱者が強者に勝つための戦略があり、平たく言うと世界大手が攻めてこないニッチに特化した製品で勝負する戦略である。
クリエーター専用パソコンというややニッチに特化して、世界大手を凌駕する使い勝手を備えたマウスコンピュータの人気パソコンブランドがDAIVである。
色彩表現、画面の拡張性、GPU搭載など画像や3Dを含めた映像編集において欠くことのできない機能を、最強とまでは言えないかもしれないが、十分に高いコストパフォーマンスで売り出してきている。
また14インチはGPU搭載のものでも1.4kg台となっており、のまど的に使用するにも快適である。
GPUは3Dレンダリングの他、今後必要となるAIでの画像生成など多様なクリエイティブな場で活用されるため、搭載されたモデルが売れ筋となっている。
【モバイル部門】HP Pavilion Aero 13
HPはDellとLenovoに並ぶ高い世界シェアを持つ、シリコンバレーに本社を持つメーカーである。
スタンダードノートよりは高いブランド力を活かしたモバイルノートを得意としており、公式なデータは無いがモバイルノートの世界シェアは恐らくトップであろう。
その中でエントリークラスのモバイルノートであるPavilion Aeroは抜群のコスパを誇り、1kgを切る軽量さと高いデザイン性を併せ持ち、かつ価格は10万円未満から購入することができるため、非常に人気が高い。
【ゲーミング部門】ASUS ゲーミングノート
本体の軽量性、キーボード含めたハードウェアの作りこみという点で他社を圧倒するゲーミングPCを作り上げているのがASUSである。
半導体の生産を受託するTSMCやiPhoneの生産を受託する鴻海など台湾企業はハードウェアの微細化を非常に得意としており、ASUSもそれに違わない実力を持つ。
それ故ハードの技術力が要求されるゲーミングノートの世界シェアは推定30%程度に上り世界トップであり品質が高い。
冷却性能、操作性能などを併せ持つフラッグシップモデルがROGシリーズ、オーソドックスだがコスパが高いTUFシリーズ、いずれにせよ付加価値に対するコスパは最強クラスである。
ASUSストアでのセール品は大幅に値引きがされており、ハードウェア性能で後れを取りたくないゲーマーならばここを狙うべきである。(逆にセール品以外はコスパが悪いため注意)
購入に迷った場合、コスパに関して管理人が一問一答
本ページではコスパが最強と思えるノートパソコンについてそれぞれ紹介したが、同じシリーズでも価格の違いがかなりある、あるいは他のメーカーで価格が安い製品が見つかったなどいろいろ迷うところは多いのではないかと思われる。
下記で何を購入すべきかを吟味するため、よくある質問に答えることとする。
怪しげなメーカーで価格が安い製品が出ているが?
全くおすすめできない。市場で偶然余っている部品を安く仕入れて一定数を販売することはできても、その後のサポートにはまず期待できない。
また、安かろう悪かろうの商品なので実際に使用してみて問題が無いならば良いが、BluetoothやWifiが繋がりにくい、ヘッドホンを通して音を出せばノイズが目立つなどスペック表では判断不能な様々な問題が発生する可能性は高い。
ディスプレイサイズで安いのは?
小型化には高度な技術を要することと、15.6インチが最もノートパソコンとして売れ筋でありボリュームが出ることから、15.6インチ程度のスタンダードノートと言われるカテゴリのパソコンが最もコスパとしては高くなる。
14インチもそこそこ安いが、13インチ代のモバイルノートになると価格が上がる。端子も少ないので、持ち運びを意識しないのならばスタンダードノートがおすすめである。
CPUはRyzenかIntelどちらのコスパが高い?
基本的にはどちらでも良いが、スタンダードノートを購入するとしてコスパが高いのはRyzenの方が多いイメージはある。下記のCPU性能比較表でPASSMARKの値などを参考にして搭載するCPUを決定してほしい。
また比べると分かるがRyzen 5、Core i5が特にコスパが良いことがPassMarkの結果からわかる。Core i5からCore i7にグレードを上げてもコスト分吸収できるかはやや疑問が残る。
そもそも自分に合ったパソコンがそもそも分からない
本サイトのトップページなどでアンケートに答えるなどして確認していって欲しい。
ノートパソコンにおける付加価値にはどのようなものがある?
自分に取ってのコスパの高いパソコンを購入するには必要な付加価値だけを取捨選択して決めていくのが良いが、ノートパソコンにおける付加価値の領域には例えば次のようなものがある。
本質的な機能とは異なるので、予算が厳しいならばその分をCPUなどの基本性能に回すのが良いだろう。