【コスパ順】ノートパソコンのおすすめメーカーランキング
ノートパソコンにはCPU、メモリ、ストレージといったパソコンの基本的な機能を備えていることの他に、バッテリーの持続時間、デザイン性、軽さ、タッチパネル対応など様々な要素がある。
メーカーに関してもモバイル性ならNECや富士通、東芝、デザイン性ならマイクロソフトが優れているなど様々な観点からのランキングか可能だ。
しかしまずはパソコンとしての役割を果たすため、基本的な性能を備えていることが前提として必要となる。そこで、基本性能に対するコストパフォーマンスに着目してランキング形式で紹介する。
同一メーカーでも高価なプレミアムモデルから安価なエントリーモデルまで様々なラインナップが存在するが、価格帯ごとにメーカーのコスパ順位が変わる事はあまりない。すなわち安いメーカーはどのモデルでもスペックに対してコスパが高い。
本サイト(パソコン選び方・購入ガイド)のHomeなどを参考にしてスペックを決めたら、あとはコスパ順にメーカーを調べていけば買いたいパソコンも決まるであろう。
- ノートパソコンおすすめメーカーランキング
- 1位:Lenovo | 大量生産中国メーカー
- 2位:デル | コスパの黒船、多彩なラインナップ
- 3位:パソコン工房 | リーズナブルで抜群のスペック
- 4位:フロンティア | 知名度は低いがセール品が激安!
- 5位:マウスコンピュータ- | バランス感に優れたの日系メーカー
- 6位:HP | デザインとコストのハイレベルな両立
- 7位:ASUS | 台湾出身の高コスパパソコン
- 8位:LG | 韓国の液晶メーカーによる軽量パソコン
- 9位:Microsoft | 人気沸騰、デザインに優れたモバイルPC
- 10位:NEC | 国内シェアトップの安心スタンダード
- 11位:富士通 | 世界最軽量モバイルノート
- 12位:Dynabook | 堅牢性の高いモバイルノート
- 13位:Apple | ノートパソコン?いえいえMacです
- 14位:VAIO | ビジネス性に特化した端子が豊富なパソコン
- 15位:パナソニック | ダサいが強いタフなビジネスパソコン
- まとめ
ノートパソコンおすすめメーカーランキング
それでは早速メーカーをランキング形式で紹介していく。
1位:Lenovo | 大量生産中国メーカー
IBMから分離した世界最大シェアを誇る中国メーカー。世界シェア25%を誇り大量発注による仕入れ値の抑制、大量生産によるコスト削減は群を抜き、そのコスト競争力にあやかろうとNECや富士通も部品共同仕入れの提携を申し入れた。
ブランドとしては、もともとIBMのパソコン部門だっただけのことはあり、コスパ以外にもセキュリティ面に強みを持つ。
公式サイトはクーポンありきの2重価格構造でやや見にくいがとにかく安く、表示価格も税込み・送料無料である。
2位:デル | コスパの黒船、多彩なラインナップ
アメリカ合衆国のテキサス州に本社を置く大手メーカーでパソコンシェアは世界トップクラス。ノートパソコンは低価格帯のInprison、ハイエンドのXPSと2つのブランドを擁し、デザインもそれなりに良い。
世界規模で大量生産することや、店舗での販売を減らすことで高いコストパフォーマンスを保持している。コスパの黒船と言え、日系大手では全く太刀打ちはできない。
3位:パソコン工房 | リーズナブルで抜群のスペック
構成を細かくカスタマイズして注文できるBTOメーカーの老舗がパソコン工房。モバイルノートは扱っていないが、14インチ以上のスタンダードノートに関しては高いコストパフォーマンスを発揮する。
モニタとして日本製で品質が高いiiyamaディスプレイを搭載し、Micorosoft Officeとのセットも通常よりお得に購入できる。
シンプルに良いパソコンを提供しているため、家庭内で使用する実用的なノートパソコンを考えているならば、用途を問わず是非検討したいメーカーである。
4位:フロンティア | 知名度は低いがセール品が激安!
ヤマダ電機の子会社であるフロンティアは15.6インチのスタンダードノートからゲーミングノート、長時間駆動のモバイルノートまで幅広いノートパソコンを最新のパーツをしれっと搭載し格安で販売している。
日本最大の家電量販店であるヤマダ電機による部品の一括購入や、知名度の低さからも分かるように宣伝広告費が抑えられていることがこの高いコスパの要因である。日系大手企業の3割程度は安い。
特にセール品は神コスパなので必ずチェックをしておきたい。
5位:マウスコンピュータ- | バランス感に優れたの日系メーカー
日系メーカーの安心感とコスパとの絶妙なバランス感覚。安心してノートパソコンが買いたいが、NECや富士通は高すぎて手が届かないといった人へ特におすすめできる。
デスクトップパソコンが強いメーカーであるが、ノートパソコンにおいても力をつけてきた印象があり、モバイルノートから17.3インチの大型ノートまで幅広くカバーする。
ノートパソコンとしてはカスタマイズオプションも豊富で、きめ細かいスペックで注文することができる。またビジネス用、映像編集用、ゲーム用とノートパソコンをジャンル分けで提示してくれていて選びやすい。
6位:HP | デザインとコストのハイレベルな両立
実用性もデザイン性も高く、コスパもそれなりに良いメーカーがシリコンバレーに本社を構えるHP(ヒューレッドパッカード)である。
モバイルノートは特に人気が高く、テレワーク時代に売れまくり個人向けパソコンのシェアもじわじわと伸びてきた。
スタンダードノートもコスパが高く、説明書もついていて初心者にもおすすめ。
- HP ENVY x360 13
: 360度回転できる13インチコンバーチブルモデル。手頃な価格とおしゃれなデザインで絶大な人気を誇る - Pavilion
: エントリークラスのスタンダードノートパソコン、初めての人にも安心できる一台
7位:ASUS | 台湾出身の高コスパパソコン
台湾に本社を置くパソコンメーカー。エイスースと読む。スマホがファーウェイなど中国製スマホに席巻されたのと同様、パソコンにおいてもその流れはある。
もともと台湾はiPhoneの下請け工場などが多かったが、自らのブランドで販売に乗り出し成功した好例である。大量の受注生産で培われたノウハウによりコストは低く、品質は高い。
どんな故障原因でも、パソコンを改造してもシリアルナンバーさえ残っていれば保証が受けられるASUSの安心保障は公式ストアならであり、Amazonでも購入できるがストアの方がお得感がある。
- ASUS ExpertBook
: フラッグシップモデル、軽量かつノートパッドでテンキーが使えるなど工夫を凝らした使いやすさを追求。極めつけは30時間超の異次元スタミナバッテリー - Zenbook
: 日本の禅からヒントを得たASUSの代表的なプレミアムパソコン。バッテリー、モビリティ性能等全てが高レベルでかつコスパがそこそこ高い
8位:LG | 韓国の液晶メーカーによる軽量パソコン
テレビや液晶モニターで定評がある韓国メーカー。日本でも高画質なテレビを低価格で販売しており見かける人も多いだろう。
液晶の低消費電力技術を活かして軽量でロングバッテリーのgramというパソコンを販売している。17インチのノートパソコンで1350グラムは常識はずれの軽さである。
直販での販売はなく、Amazonや楽天にて購入することができる。
9位:Microsoft | 人気沸騰、デザインに優れたモバイルPC
旧来のパソコンにデザイン性をプラスしたパソコン界のダイソンである。持ち歩く事が多いモバイルノートにおいて、デザインは重要な要素である。
カフェマックはテンプレ過ぎて新鮮さに欠けるため、カフェサーフェスの方がおしゃれな感はある。
タッチパネルやペンの感度も良好であり、新しいパソコンの使い方を模索している人にもおすすめできるかもしれない。
また、Microsoft Office Home & Businessが標準で付属するので、オフィスソフト込みで考えるとコスパも良好。
- Suraface Laptop Go
: 12.4インチのデザイン・性能・コスパを抑えた人気製品。画面はやや小さめだが縦方向を長めにとっており作業もしやすい。 - Surface Laptop 3
: 13.5/15インチの本格派PC、端子数は少なく、重量はモバイルにしてはやや重めであるが、スペックは申し分なくデザインで指名買いする人も多い。
10位:NEC | 国内シェアトップの安心スタンダード
国内シェアは20%超でトップを走るNEC。ノートパソコンの品質・サポート対応・デザインどれをとっても高いレベルである。
コスパはあまり高くはない。しかし初心者に優しい初期ソフト、解説書、充実したWebサイトでのQ&Aなど簡単にパソコンを使うための工夫が随所にみられ、購入後にやりたいことができなくて困るという事は少ないであろう。
製品力も然ることながら、この安心感が国内の高いシェアに繋がっているのである。
またビジネス用ノートでは軽量でハイスペックなパソコンを販売していて、こちらは上級者にもおすすめできる。小型化は日本のお家芸で、NEC、富士通、Dynabookの日系大手3社はモバイルノートに定評がある。
- LAVIE Note Standard: 15.6/17.3インチのスタンダードノート、パソコンは少し苦手という人向け分かりやすいナビゲーションも付いていて、スマホではちょっと物足りないと感じている人がスムーズにパソコンに移行できる初心者ご用達パソコン。
- LAVIE Pro Mobile: NECのプレミアムモバイルモデル。900gを切る軽量さに加え最長20時間超のバッテリー駆動という抜群のハードウェア性能に加え基本スペックも高い。ビジネスマンへ絶大な人気を誇る。
11位:富士通 | 世界最軽量モバイルノート
NECと双璧をなす国内大手メーカー、特徴はNECとよく似ておりどちらを選ぶかは好みの問題とも言える。コストパフォーマンスもセール品があればそっちの方が安いというぐらい。
富士通はアローズをはじめデザインのダサさにはもともと定評があるが、ノートパソコンに関しては富士通らしくない洗練されたデザインの製品が多い。
また、モバイルノートは特に優れたモデルを出しており、LIFEBOOK UHシリーズ
シークレットクーポンもあるので購入時には是非使用したい。
12位:Dynabook | 堅牢性の高いモバイルノート
もともとDynabookは東芝の製品であったが、経営悪化によりシャープと東芝の合弁会社Daynabookが誕生している。世界初のノートパソコンもDaynabookである。
シャープは台湾で生産受託トップの鴻海(ホンハイ)の子会社となり、その生産能力と、シャープ自身の製品開発力のメリットを発揮する。液晶パネルに低消費電力で色鮮やかなシャープのIGZOパネルが使われるなど独自技術も入ってきている。
こちらもNEC・富士通と特徴は良く似ており、モバイルでの堅牢性、軽量性や長時間バッテリーが売りである。特にDynabook Gシリーズはそのノウハウが結集されており最強のモバイルノートと名高い。
下記特設サイトにより5000円程安く購入が可能である。【ID:dyna204cls PASS:T8Y7GRSV】2021年3月末まで
13位:Apple | ノートパソコン?いえいえMacです
言わずと知れたアップル社のパソコン。
デザイン性が非常に高く、またWindowsと異なるMacOSという独自のOSを使用しているため使い勝手は異なるが、Windowの切り替えをスワイプ操作でできるなど慣れてくると使いやすい部分も多い。
また、デザイン性以外の箇所でもWeb系のエンジニアやiOSのアプリケーションを作りたい人ならばOSによる不具合に遭遇する可能性が低く、愛用している人も多い。
価格はやや割高であるが、デザインを気に入った人やアプリの開発を行いたい人にとっては有望な選択肢となるだろう。
14位:VAIO | ビジネス性に特化した端子が豊富なパソコン
ソニーから事業整理のため切り離されてできたメーカー。
ソニー時代はエンターテイメント性やデザイン性に優れたプレミアムなパソコンを販売していたが、分離されて以降法人向けに特化したビジネスパソコンのみに注力して発売するようになった。
DVI端子を残す、USB端子が豊富など、ビジネスシーンで必要なあらゆる状況に備えられたパソコンを販売している。
15位:パナソニック | ダサいが強いタフなビジネスパソコン
パナソニックは筐体に凹凸がある見るからに頑丈なパソコンLets Noteを販売する。
軽量でかつ端子が豊富で何度落としても壊れない頑丈さを持ち合わせているため、データをしっかりと守りたい人や、野外でパソコンを使う機会が多い人に強く支持されている
外見より中身を重視する堅実なサラリーマン必携?のアイテムと言えるだろう。ただ恐ろしくコスパが悪いのが難点である。
まとめ
いかがだっただろうか?ノートパソコンは各社特色があり、コスパだけでは決められないことも分かるだろう。あとは予算に応じて気に入ったパソコンを選んで欲しい。
また、ノート用CPUは数が多すぎて分からないと思うのでノートパソコン用CPU性能比較表・選び方を参考にして欲しい。
他は適宜トピックやトップページのスペック推薦等を参考にしてもらえればありがたいです。