デルの評判 - コスパは最強、自分で設定できる人向けパソコン
Dellは基本的には量販店などの仲介をせずに、顧客へ直接販売するダイレクトモデルを展開するアメリカの会社である。中間マージンが低いことと世界シェアがトップクラスのため、高い価格性能比のパソコンを実現できている。
一方でサポートが悪い、納期が遅い、買わなければ良かったなどの悪評も多いため、購入の踏ん切りがつかないという人も多いかもしれない。
本記事では評判と実情を踏まえ、Dellがあなたにあっているのかを判断する材料を提供する。全メーカーと比較検討したい場合はパソコンメーカーおすすめランキングも併せて参照して欲しい。
- デルのラインナップと特徴
- デルの評判、総評と項目別評価
- 実際に売れているモデルはこれ
- InprisonのノートPC
- デルの3大悪評
- 納期が遅い
- サポートが最悪
- 故障率が高い
- デルの評判まとめ
- 他社との比較
デルのラインナップと特徴
ノート | デスクトップ | ||||
---|---|---|---|---|---|
モバイル | スタンダード | ゲーミング | 一体型 | スリム型 | タワー型 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ラインナップはデスクトップの一体型からゲーミングノートまで全てを網羅する全方位型のラインナップである。
エントリークラスの Inprison、プレミアモデルのXPS、ゲーミングのエントリークラスであるGシリーズ、ゲーミングのハイエンドモデルAlienWareとブランド名が細かく分かれている。
世界の20%近いシェアを持っていることから特にエントリークラスのコストパフォーマンスは抜群に高い。
またデスクトップのAlienwareはエイリアンをモチーフにしたデザインがされており、デザイン性が高い他、筐体から設計しているためエアフローの効率も良く冷却性能や静音性に優れている。
デルの評判、総評と項目別評価
デルはアメリカ合衆国のテキサス州に本社を置く、大手パソコンメーカーで、量販店を仲介しないダイレクトモデルでパソコンを受注販売している。
シェアが高いことと仲介マージンが少ないことからコストパフォーマンスは全メーカー中トップであり、大手日系メーカーと比べると同等スペックのパソコンが3割引き程度で購入できる。
一方で、海外で組み立てて日本に送ることも多いため、即納モデルでなければ2週間から1ヵ月程度は覚悟しなければならない。幸いにも納期の目安を購入時には確認することができるので、納得した上での注文が可能である。
また製品サポートの多くは日本人ではないため、修理などの対応で戸惑ることもある。ただカスタマーサポートの仕組み自体はしっかりとしているため、私も2回利用したことがあるが、要件さえ明確に伝えられれば特段問題はない。少し聞き取りづらいという程度である。
製品自体は余計なソフトが入っていないため、ある程度ITのリテラシーが高い人必要があるが、ネットで製品を注文できるぐらいのリテラシーが備わっていれば行いたい作業を調べて使いこなすことに問題は無いだろう。
実際に売れているモデルはこれ
本サイトを経由して実際によく売れているモデルを紹介する。当サイトはパソコンにそれほど詳しくはないが、インターネットで買い物ができるなど標準的なITリテラシーを持った人をメインターゲットとしており、比較して堅実に買い物をしている人が多いと思われる。そのような層で人気が高いパソコンは下記の2つである。
InprisonのノートPC
InprisonはDellのエントリークラスモデルのパソコンであり、デスクトップ/ノート共に展開しているが、そのうちノートパソコンの売れ行きが非常に良い。実際当サイトで売れている7割はこのモデルである。
コスパの高いエントリークラスでのコスパの高いメーカーという事でコスパオブコスパな製品と言える。
サイズとしては15.6インチが最も売れ、時点で14.1インチモデルがよく売れている。安くて性能が良いパソコンをお求めであるなら、まずは確認しておきたいモデルである。
デルの3大悪評
悪評は購入時の期待値と実際の乖離から生じるものである。よって購入前に齟齬が出そうな点をあらかじめ抑えておくことが重要となる。ここではネットでの評判を抽出し、その妥当性についてコメントしていく。
納期が遅い
その通りである。しかし納期の目安は製品情報に記載されているため、納得した上で選ぶことができるはずである。また即日出荷のモデルもあるため、時に割高になる可能性はあるが、早くパソコンが欲しければそちらを選べば良い。
サポートが最悪
Dellのカスタマーサービスに電話をすると片言の外国人が対応する事が多い。これはより人件費の安い国へ電話対応を外注して、総コストを抑えようという試みの一貫である。
日本人はお客様は神様という精神で対応を期待しがちであるが、これはグローバルスタンダードではないし、おもてなしの文化を海外のサポートに求めるというのは酷な話であろう。
ともあれ、サポート体制自体はしっかりと整っているので、まともな要望であればキチンと対応してくれるはずである。
故障率が高い
ネットで故障率が高いと良く言われているが嘘である。エントリーモデルの販売量が非常に多いため、はずれを引いた人の声が大きくなっているだけである。
工場で生産コストを抑えるためには、大量に生産することと同時に不良品が出ない確率である歩留まり率を高めていくことが重要となる。特に利益の薄いエントリーモデルに関しては歩留まり率は利益に直結するため可能な限り高めなければビジネスにはならない。
という事なので大量生産されているパソコンほど、故障率は低くなるのが普通である。Dellのパソコンで故障率が高い原因はまず見つからない。
デルの評判まとめ
以上、ダイレクトモデルと大量生産により圧倒的な価格競争力を持つアメリカの会社がデルである。商品のラインナップの確認や購入を検討している場合は下記から公式サイトへ飛ぶことができる。
他社との比較
パソコンの種類や用途により得意なメーカーは分かれるため、当サイトでは選択肢に応じたランキングを制作している。
デフォルトは当サイトの人気順であるが、探している種類やこだわりがあれば選択し、自分にあったパソコンを探してほしい。
デルと似ているパソコンとしてはレノボやパソコン工房を同時に確認したい。リンクをクリックすると公式サイトへ移動します。
メーカー | コスパ | デザイン | サポート | 人気 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
1位:マウス | 8 | 5 | 7 | 10 | マウスコンピュータ。安心感がある国内パソコンメーカーで人気が高い。幅広いラインナップが魅力 |
2位:デル | 10 | 6 | 3 | 8 | 高いコストパフォーマンスが魅力、世界有数の大パソコンメーカー、キャンペーンも多い |
3位:パソコン工房 | 9 | 5 | 5 | 8 | BTOメーカーの老舗。コスパでパソコンで選ぶならば安定のパソコン工房 |
4位:Lenovo | 9 | 5 | 4 | 7 | IBMから分離した世界販売トップのメーカー、大量生産による価格競争力は随一 |
5位:富士通 | 4 | 8 | 7 | 6 | バランスの良さはピカイチ、大手日系メーカー、国内シェアもNECに次ぐ |
6位:HP | 7 | 7 | 5 | 6 | コスパとデザインのバランスが良い優れた世界有数のパソコンメーカー |
7位:NEC | 4 | 7 | 9 | 5 | サポート体制が整っていて抜群の安定感を誇る日本メーカー。国内シェアも高い |
8位:Dynabook | 4 | 7 | 8 | 5 | 東芝とシャープからなる会社。軽くて堅牢性が高いノートパソコン。ハイエンドモバイルノートを買うなら要検討 |
9位:ASUS | 7 | 7 | 4 | 5 | ノートパッドにテンキーを準備など考えられたデザイン、長寿命バッテリーも魅力 |
10位:Microsoft | 4 | 10 | 6 | 4 | デザイン、使い勝手を重視した洗練されたPC |
11位:MSI | 8 | 5 | 4 | 4 | 独自の冷却技術を持つ軽量ゲーミングノートに強み。ASUSと同じ台湾メーカー。 |
12位:Apple | 3 | 10 | 4 | 4 | Macbook。デザイン性はNo1、Windowsでないため操作には注意が必要 |
13位:TSUKUMO | 7 | 5 | 4 | 4 | 特定動画編集用、VR推奨パソコン、キャラコラボ、キューブ型コンパクトPCなど遊び心のあるパソコン多数 |
14位:ストーム | 8 | 6 | 3 | 4 | 高品質な部品やPCケースにこだわりを持つBTOメーカー。値段が高い製品程コスパが高い傾向 |
15位:MDL.make | 10 | 3 | 3 | 4 | SNSを中心とするマーケティングと無駄を徹底的に排除した部品構成で最強コスパのゲーミングPCを販売 |
16位:フロンティア | 8 | 4 | 4 | 3 | ヤマダ電機子会社。グラボ搭載機種のセール品は要チェック |
17位:SEVEN | 9 | 5 | 3 | 3 | パーツから選ぶ中・上級者御用達のデスクトップパソコン |
18位:VAIO | 3 | 8 | 6 | 2 | 洗練されたビジネスノートを軸に展開、元ソニーだけありクールなデザイン。 |
19位:LG | 6 | 5 | 2 | 1 | 軽量長時間バッテリーでかつ高いコスパのパソコンが欲しいならばおすすめのパソコン |