一流のビジネスパーソンが選ぶおすすめのノートパソコン5選

パワーポイントでの資料作成、突然の会議でのプレゼンテーション、WebExやTeamsでのビデオ会議、顧客先への出張。およそ全ての作業でノートパソコンは必要となる。メインのノートパソコンは仕事で方時も手放さないことから生活PCと俗に呼ばれる

サクサク動き操作にストレスがないか?万が一落としたり、盗難にあった時は大丈夫か?モニタに繋いですぐに会議を始められるか?生活PCの機能や性能次第で仕事のパフォーマンスやビジネス上の信頼関係の構築に大きな差が生まれてしまう

そこで本ページでは海外出張を年数回こなす大手メーカー係長クラスの社畜サラリーマン、いわゆる一流(?)のビジネスパーソンである管理人が自信を持っておすすめできるビジネス向けノートパソコンについて述べる。

ビジネスパーソンが選ぶパソコンのスペック

ビジネスパーソンがパソコンを購入する時に考えなければならないことは次のようなことである。

  • 動作は高速で買替基準である4年は快適に使うことができるか?
  • 持ち運んでも疲れない程度の軽量さはあるか?
  • パソコンと同時に持ち運ぶ変換器は減らすことができるか?
  • 落としたときに壊れやしないか?盗難にあった時にデータは大丈夫か?
  • バッテリーは十分に持つか?
  • いかなる場所であってもインターネット接続ができるか?

すなわち軽量・堅牢・高速でかつ場所・状況を問わず使い続けられるかという事が重要となる。

実際のパソコンを検討する前に、まずはこれらビジネスで必要とされる要件をパソコンのスペックとして落とし込むこととする。

CPUはPASSMARKで8000点以上

簡単にはCore i5以上のパソコンがおすすめなどと言われるが、CPUは1年毎のアーキテクチャ刷新による世代差、マイナーモデルチェンジ、低消費電力版などによる複数の種類が存在するため、正確には型番ごとに性能を比較する必要がある

「同じCore i5だけどより安いパソコンがある!」と思って買ったら実は古い世代のCPUで動作がもっさりしていた、なんて事にならないためには総合的なCPU性能を測るベンチマークであるPASSMARKのスコアを参考にすると良い。8000点以上あるかを目安としたい。

そんなに高いスコアが必要か?と思う人もいるかもしれない。しかしビデオ会議のWebEx、クラウド認証プラットフォームOkta、ウイルス対策ソフトなど重いアプリケーションも多い。タフなビジネス現場で4年間パソコンを快適に使うためにはこれぐらいは必要であろう。

CPU性能比較表
CPUスコアはここから確認できます。PASSMARK8000点以上を目安としよう。最低でも6000点は欲しい。

メモリは8GB、SSDは256GB

複数アプリの起動や、Webブラウザのタブを開けていても速度が低下しないように8GBのメモリは最低限搭載しておこう

また、ストレージの容量はドキュメントの保存が中心だとほとんど必要とならないかもしれない。その場合は256GBあれば十分であるが、動画を保存する場合や他に大量のファイルを保存する必要がある場合には512GB積んでおくと安心である。

Windows Proを搭載

パソコンを紛失した時に企業として最も気にしなければならないことは情報の漏洩である。

ID/Passwordが設定されているだけではデータ解析ツールなどで容易に内容を盗まれてしまう。実際に盗もうとする人はほとんどいないため、多分大丈夫だろうと言えるかもしれないが、多分で説明責任が果たせるか?という観点では甚だ疑問である。

そこで重要なことがパソコン内のデータが暗号化されていることである。Windows Proに搭載されたBitLockerを使えば、最初に解除キーを入れるひと手間があるものの暗号化によりデータの漏洩を防いでくれる。

当然ノートパソコンの紛失は許されるものではなく、始末書を書く羽目にはなると思うが、「BitLockerでデータは暗号化されているため漏洩のリスクは低いです。」と言えば、上司であれ、取引先であれ最低限説明責任を果たせているといえるだろう。

1kg以下で持ち運びが容易

パソコンが重いと毎日の持ち運びが辛く、ただでさえ電車通勤などで消耗している労働意欲をじわじわと削られていく

よって軽量であることは重視したいポイントである。またサイズは13.3インチ程度が携帯性と作業性を考えた時にちょうど良いサイズだと感じる。

人によってはもう一回り小さい12.1インチ程度を好む人もいるが、どちらかといえば少数派である。

堅牢性が高くて落としても壊れない

私はそこまで不注意な方ではないと思っているのだが、たまにパソコンを机から落とす。大抵は電源コードが立ち上がる時に絡まってやらかしてしまう。このような時にパソコンは壊れていないかを毎回心配することになる。

ローカルにだけ保存されているような機密データや顧客データがある、明日発表予定のプレゼン資料が入っているなんてことになるとビジネス上の死活問題となってしまう。

よって落としても壊れないということはビジネス上非常に重要な要素である。

ただし数値化は非常に難しい。どの企業のサイトに行っても耐荷重100kgを実現、あらゆる角度の落下試験をクリアしたなど堅牢性をアピールしており比較ができない。メーカーの品質保証担当でも他社比較は困難であろう。

とはいえまずはこのようなテストを十分にしている事を確認しつつ、残りはノートパソコンのデザインが物理的に壊れにくそうか?重量は軽いか?(軽い方が落としたときの衝撃が少ない)などを判断材料に加えればよいだろう。この分野は日系大手が断トツで強い印象である。

必要な端子は揃っているか?

端子が足りていないと外付けや変換器を使用しなければならなくなり、変換器を忘れると「誰か持っている人貸していただけませんか?」とか「忘れたのでプロジェクターに表示できないです」という状況になってしまいダサい。

最初から必要な端子が揃っていると余計な変換器を持ち運ぶ必要もなくなり安心感もある。ではビジネスをスムーズに進めるためにどの端子を用意しておけば良いのか?それは現在置かれている状況によっても変わるためが一般的には下記であろう。

ビジネスで必要となる端子類
  • USB TypeA・・・USBメモリー、ワイヤレスマウスの通信機、ヘッドセット、YubiKeyなどセキュリティデバイスの挿し込み口等非常に広範囲で使われる重要端子。
  • USB TypeC・・・映像出力、高速充電、USBメモリー等マルチに活躍できる万能端子だが、これだけだと変換器が必須となる。
  • HDMI・・・モニターやプロジェクターにパソコンを繋げるときの主要端子。無いと変換器を持ち運ぶことになる可能性大。
  • LAN端子・・・有線インターネット接続をするための端子。無線が不安定な環境では非常に重宝する。
  • VGA端子・・・古いモニタ、プロジェクターにつなげるためにしばしば必要となる端子。そろそろ消えて欲しいが地味になくならない。

まずUSB TypeAは2つは欲しい。USB TypeCはTypeAの上位互換であるため、TypeAでできることはTypeCでも可能である。例えばUSBメモリやヘッドセットはUSB TypeA接続のものとTypeC接続のものが両方売られているため、どちらを使用しても良い。

ただypeAの方が対応機器が多いため、USB TypeAが2つ、TypeCが1つで合計3つぐらいが最適な組み合わせではないかと思われる。

次にHDMIは外部モニターに接続する時の主流となるため必須である

VGA端子は過去の主流端子であるため、機器の入れ替えに遅れている会社では必要となる。まあ次第に廃れていっているためそろそろ無くても良いのではないかと思われるが非常に悩ましい

プロジェクターがVGAにしか対応していない場合でも、どちらかというとプロジェクターの提供側が古い機器ですみませんという雰囲気になったりする。

LAN端子は会議室等で混線して無線が不安定なことが良くあるため、あると安心感がある。また無線はCPUパワーをいくらか食い、接続速度も有線LANよりも遅いため、私は有線が使える場所では有線を使っている。

バッテリーは十分に持つか?

12時間程度バッテリー寿命があると、最悪電源を持ち歩かなくても大丈夫なためおすすめである。10時間バッテリーが持つと表示されていても実際は7~8時間程度のことが多いため、表記の見方には注意が必要となる。

12時間バッテリーが記述があったとすると9時間は持つため、ビジネス時間中使い続けても大丈夫ということになる。余裕をもったバッテリーを準備しておこう。

インターネットへの常時接続環境は準備されているか?

格安SIMをパソコンに挿してインターネット接続が行えるLTEパソコンが人気を集めている。

月々の通信コストは掛かるが、スマホ同様の回線を使いすぐにインターネット接続ができるというのは心強い。

特に訪問先のオフィスでゲスト用のWifiを訪ねる、カフェでインターネットを行うといった用途でかなり使える。

携帯電話のテザリングを使えば問題ないが、テザリングが許可されていない場合もあり、またテザリングの操作を行うと携帯電話のバッテリーを大幅に食ってしまうため不都合も多い。

Mustではないが、出張が多い場合などは検討する価値は十分にある

ビジネスパーソン向けスペックのまとめ

まとめると次のようなスペックがビジネスパーソンには向いている。これは全部入りのパソコンであるが、その中から予算や自分の使用シーンを考えて削っていくと良い。

ビジネスパーソン向けパソコンスペック
  • サイズ・・・13.3インチ(12.1インチ-最大14インチ)
  • CPU・・・PassMark8000点以上、第10世代Core i5,7あたり。妥協しても6000点は欲しい。
  • メモリ・・・8GB
  • ストレージ・・・256GB
  • 重量・・・1kg(1000g)以下
  • 端子・・・TypeAx2以上、TypeCx1、HDMI、LAN端子が付いている。VGAはあると嬉しい。
  • OS・・・Windows10 Pro
  • バッテリー・・・12時間以上
  • Office・・・Microsoft Office Home and Business
  • LTE・・・外回りが多い場合

おすすめのビジネス向けノートパソコン

上の観点でおすすめできるパソコンメーカーを5選してみた。HPやDellといったメーカーもあるが、米国企業は軽量性に無頓着な印象である。私もシリコンバレーに出張することは多いが彼らのパソコンは大抵重い。Macbook Airは1.3kgあるがAirを名乗れるのである。その感覚である。

そして結局法人向けパソコンに力を入れている日本の大手企業のみが候補となった。流石に日本のビジネス事情やニーズを熟知しているだけはあるといった印象だ。ともあれ紹介していきたい。

Dynabook | 最強モバイルノート

液晶のシャープと世界初のノートPCを発売した東芝がタッグを組み生まれ変わった新生Dynabook。モバイルノートの長時間駆動、堅牢性、高速性と様々な箇所で技術が結集している。

GZシリーズはLTEこそ搭載はされないものの19時間駆動で端子数も豊富、更には最新のCPUも搭載というスキのないモデルである。

次買うならばDynabookはありと真剣に悩みそうである。

VAIO | 豊富なインターフェースで他社を圧倒

VAIOはソニーから切り離された後、ビジネス向けを中心としたパソコンを販売している。特に端子数が豊富でビジネスで使用される端子を全て備えている安心感は半端ない

格安SIMもセットで販売しており、ビジネスは全てVAIOに任せられる。

ちなみに管理人もインターフェースの豊富さからVAIOを使っているが、チャタリング(勝手に文字が入力される現象)が1日1回ぐらい発生するという欠点は持つ。まあ総じて問題はない良いパソコンを作っているとは思う。

富士通 | The生活PC 最軽量LIFEBOOK

世界最軽量の700gを切るパソコンを販売しているのが富士通である。LIFEBOOKというブランドでまさに生活PCである。インターフェースやバッテリーも問題についても優秀であり、24時間の長時間駆動バッテリーを搭載しても900g程度の重量である。

兎に角も軽量性重視という場合には有力な候補となるだろう。

Panasonic(レッツノート) | 圧倒的な堅牢性

パナソニックのパソコン、凹凸のあるデザインからも分かるがまず間違いなく衝撃には最も強いであろう。デザインを犠牲にして実を取った形である。

また光学式ドライブを搭載でき、VGA端子も付属するなど最新のビジネス現場よりは少し遅れている研究・教育・医療現場などで使用されていることが多い。

デザインはダサいがデータをしっかり守り、IT化が遅れた現場においても力を発揮するのがレッツノートの特徴である。もちろんビジネスパソコンとしても非常に優秀であることは間違いはない。

ノートパッドが丸く特徴的だが、好きな人にはたまらないらしい。私は嫌いであるが。

NEC | スタイリッシュなモバイルノート

NECのLAVIE Direct PMはスタイリッシュさを売りにしている。ただしスタイリッシュさを売りにすると端子数が犠牲になったりするため、デザイン性と実用性は常に天秤に掛けていく必要がある。

USB端子数が少なくLAN端子もUSBとの変換器で代用しなければならないためインターフェースに不満があるが、LTEも搭載できてバッテリー駆動時間も長い。あとは問題は無さそうである。

NEC

まとめ

ビジネス用途のノートパソコンについて解説した。軽量・堅牢・高速でどこでも使える生活PCを手に入れて、毎日の生産性を是非向上させて欲しい。

移動が多い一般的なビジネスパーソンへ向けて記事を書いたが、在宅ワークを中心としてほとんど移動が無いかつ、使用する端子をこちら側で全てコントロールできるならばまた別のパソコンが有力候補となってくる。そのような場合には下記の記事にも目を通しておいて欲しい。

また別の視点が得られるはずである。

【生産性最高】在宅ワークにおすすめのノートパソコンと必要スペック
在宅ワークで最高効率を実現したい人へ向けたおすすめのノートパソコンと必要なスペックを周辺機器と合わせて徹底解説

トップページヘ行きパソコン購入の推薦を受ける