【失敗しない】初心者へおすすめのパソコン3選 ・選び方を優しく解説

初心者がパソコンを購入することは難しい。モバイルノート、スタンダードノート、デスクトップパソコンと種類は多く、Intel CPU搭載、メモリ4GB、SSD 256GBなど良く分からない専門用語も飛び交う。

また動画編集におすすめ、ゲームにおすすめ、オフィスワークにおすすめなど対象は多岐に渡り、メーカーもNEC、富士通、Dell、HP、マウスコンピューターと数が多い。

このため動きが遅かった、容量が足りなくなった、使わない製品にお金を払ってしまったなど初心者が購入で失敗するケースは数知れず

本記事では、スペックが分からずパソコンの購入が不安、購入後のサポートが不安、購入したいけど何をしたいか明確に決まっていない、というような初心者を対象に失敗しないパソコンの選び方、おすすめのパソコンを、ありがちな失敗例とともに紹介する。

初心者へおすすめのパソコンスペック

初心者はパソコンで具体的に行いたい作業が曖昧なため、スペックに余裕を持たす事が望ましい。最初に大失敗を抑えるために最低限満たすべきパソコンのスペックを挙げる。

7割の失敗は防げる初心者向けパソコンのスペック
  • CPU・・・PassMarkで6500点以上。PassMarkについては後述
  • メモリ・・・8GB以上
  • ストレージ・・・240GB以上

これだけである。以上を抑えることで大半の失敗は抑えることができる。それぞれ説明していくが、未満の性能だとWebサイトの閲覧、動画の編集等の基本的な作業においても支障をきたす可能性がある

各パーツの簡単な説明をしておくと、CPUはパソコンの頭脳に当たる制御に必要なパーツ、メモリはパソコンの一時的な状態を記憶するパーツ、ストレージは写真や動画、アプリなどのファイルを保存するためのパーツである。

パソコンの価格の大部分は、これら部品の性能で決まり、CPUが高性能だとアプリの動きがサクサクになり、メモリ容量が多いと複数アプリを立ち上げても速度が落ちず、動作が安定するストレージ容量が多いと、より多くのファイルを保存できるようになる。

CPUはPASSMARKで6500点以上 | 安易にCore i5を選ぶと失敗する

CPUは最も失敗しやすいパーツである。インテルのCore iシリーズが有名で、ハイエンドなものからCore i9, Core i7, Core i5, Core i3と種類が分かれている。またAMD(エーエムディー)という別のCPUメーカーもある。有名なものを整理すると下記のようになる

CPUの種類
  • Core i7・・・Intelのハイエンドモデル
  • Core i5・・・Intelのミドルエンドモデル
  • Core i3・・・Intelのロー/ミドルエンドモデル
  • Celeron・・・Intelのローエンドモデル
  • Ryzen・・・AMDのハイエンドモデル
  • Athlon・・・AMDのローエンドモデル

初心者は今後どういうパソコン作業を行うのか分からないため、余裕を持たせてCore i5以上のパソコンがおすすめと多くのサイト、家電量販店に行けば店員が話してきて間違えではない。

しかしより踏み込んで検討しないと失敗してしまう恐れがある。その理由は同じCore i5でもデスクトップ向けのCore i5、ノート向けのCore i5と更に種類が分かれており、また製造された時期(=世代と呼ぶ)によりCore i5の型番が異なり、性能も大きく変化するからである。

このため店員に勧められて購入したCore i7のパソコンが、最新世代のCore i3に性能で劣るということも出てくるわけである。

これではCPUの比較ができないじゃないか?という話になるが、幸いCPUの総合的な性能を把握して点数を出してくれるベンチマークというものがあり、この点数の良し悪しを判断材料として使えばCPU同士の比較ができる

簡単な動画の編集、オフィスソフトの使用、Webブラウジング等、一般的なパソコンの使用を考えた時に、快適に使える基準が大体PASSMARK6500点以上である。下記のページで自分が購入使用としているパソコンがその点数を下回らないかどうか必ず判断したい。

CPU性能比較表
400を超えるCPUから高機能フィルタにより世代間/ベンチマーク/TDP/コスパ等の絞りこみが行えます。

メモリは8GB以上 | 4GBは複数アプリ起動でカクカクに

メモリは足りない場合は後にパーツを買って増やすことも多くの場合できるため、CPUに比べると失敗は少ない。

ただ4GBではExcel、ブラウザ、バックグラウンドの音楽と複数のアプリを立ち上げていると足りなくなり、極端にパソコンの動作が重くなることがある。

また電源を切らずに長時間使用している場合でも、少しずつメモリの使用量が増えていき、徐々に速度が低下するという場合も多い。

メモリの管理が適切にできる人であれば、小まめにアプリケーションを終了させることで遅くなるのを防ぐこともできるが、初心者にそれを求めるのは酷であり、面倒な作業でもある。

8GBあれば一般的なパソコン操作においてメモリが問題となることは少ないためおすすめである。より詳細に調べたい場合は下記ページで

メモリの選び方
メモリは8GBが最適で、4GBは場合によるがもの足りない、16GBはややマニアック等

ストレージは240GB以上 | 128GB以下は避けるべき

ストレージは動画や音楽、写真を保存するために必要である。特に動画は容量が大きいため、旅行で取りためた動画を保存したい人や、テレビ番組の録画を行いたい人は1TB(1000GB)など大容量を積んだパソコンを購入するのはおすすめである。

初心者が失敗しがちなケースは動画や写真をあまり保存しないため128GBで良しとするケースである。どういうことか?

まず、この128GBのうち20GB程度はマイクロソフトのパソコンならばWindowsOSが占める領域となる。また、Webサイトを見ているだけでもストレージを使用している。

2回目に訪れたサイトは速く表示されると思ったことはないだろうか?これは、一度見たサイトをWebブラウザがストレージに保存しておくからである。次第にパソコンの容量が少なくなっていく。

このような仕組み(キャッシュというが)はWebブラウザ以外でもあり、これらを考慮すると128GBのうち実際に使える量は90GB程度となり、特に大容量のファイルを保存しなくてもディスクが一杯になるケースがあるのである。

ディスクが一杯になるとパソコンが突如強制終了するなど不具合が生じ、何とか不要なファイルを削除しようと頑張っている内に、パソコンを起動させる上での必要なファイルまで消してしまったなんてことにもなりかねない。

このような最悪の事態を避けるため、初心者であるならば、余裕をもってできれば512GB、最低でも240GBは積んでおくことをおすすめする。

ハードディスク(HDD)/SSDの選び方
HDD(ハードディスク)とSSDを容量・速度・価格の観点から比較・検討。必要な容量は?

【基礎知識】ストレージにはハードディスクとSSDの2種類がある

ストレージにはハードディスク(HDD)とSSDの2種類があることがわかる。それぞれ構造が違うが、写真や動画、アプリの保存に必要で、役割は同じである。

SSDはHDDに比べた時の最大の特徴は読み込みが速いことである。例えばパソコンを起動する時は、ストレージからメモリにOS(オペレーティングシステム)という全てのアプリを動作させるためのアプリをメモリに読み込む。

この読み込み速度がSSDはHDDの2倍近く速い。HDDだと30秒起動に時間がかかるとすると、SSDでは15秒で起動できるSSDが地上駐車場とするとHDDは機械式地下駐車場といったところである。操作可能になるまでの速度が違う。

当然値段はHDDの方が安く、SSDの方が高い。この速度の違いにどれほどコストを掛けられるかは予算次第というところだが、動画を撮りためたい人はHDD、あまり容量が必要でない人はSSDといった具合である。両方搭載するという選択肢もあるので購入時に検討しよう。

拡張性を確保して将来へ余力を残す

初心者向けのパソコンとしてノートパソコンをおすすめしている人も多いが、もしいつも定位置でパソコンを使うことができるなら、デスクトップパソコンをおすすめする。

デスクトップパソコンの方が同じ値段ならば性能が高いという理由もあるが、もう一つの理由が拡張性である。すなわちパソコンのスペック(能力)が足りない時に、追加パーツを組み込むことで能力を増強することができる

拡張は基本的に電源を切り、ふたを開け、パーツを挿して、再起動するとパソコンが勝手に新規パーツを認識してくれて終了である。簡単な作業である。

初心者の段階からパソコンの習熟が進むにつれて、次第に新しく行いたいことが出てくる。その時にタワー型/ミニタワーのデスクトップパソコンならば、既存のパソコンをパワーアップすることで新規にパソコンを購入しなくても済む可能性が高い。具体的にどのようなケースがあるだろうか?

途中で3Dゲームがしたくなった

一番多いと思われるのが3Dゲームがしたくなるパターンである。本格的なゲームやVRゲームをパソコンで楽しむためにはグラフィックボード(グラボ)というパーツが必要であり、このパーツは多くのパソコンには備えられていない。

最初は必要ないと思っていても、ふとしたきっかけで行いたくなることがままある。このような時にタワー型のパソコンがあると拡張することができて、パソコンを買い替えずに済む。

管理人の場合は最初ローエンドのグラフィックボードを積んでいたが、VRのゲームがしたくなったため、3万円程度のグラフィックボードを購入してパソコンを拡張したことがある。パソコンを買い替えずに済み、購入時の失敗を防いだと言える。

グラフィックボードが必要かについては、高度な3Dゲームをするには必要というぐらいだが、詳しくは下記の記事を参考にして欲しい。

グラフィックボードは必要か?
グラフィックボードの必要性から用途別にどの価格帯のグラフィックボードが必要なのかを解説

メモリが足りなくなった

仮に最初メモリを4GBにしてしまった場合でも、同じ種類のメモリを購入してパソコンに挿せば失敗を取り返すことができる。

動画編集のアプリケーションによっては、本格的なものであれば8GBでは不安な場合もある。そのような場合も16GBに増設してやれば買い替える必要がない。

メモリの場合は15.6インチなど大きめサイズのノートパソコンであれば同様に拡張することができる

拡張性についてより詳細は下記の記事を参考。

パソコンの拡張性とは?
パソコン購入時に考えるべき拡張性の勘所を紹介

サポートが充実のメーカーはNEC/富士通等国内大手

パソコンの初心者といっても幅が広い。基本操作はできてもスペックがイマイチ分からない購入の初心者もいれば、パソコンの拡張なんて難しくてできそうにない、そもそも操作方法から不安だという初心者までいる。

操作方法からして不安という人はNEC/富士通/東芝などの国内メーカーをおすすめする。特に女性や高齢者の方はこれらのメーカーを選んでおくと安心できるかと思われる。その理由は2つある。

初期ソフトが充実

インターネット接続をする、パソコンのバックアップを取る、DVDを焼く、動画を管理するなど、いずれも調べればできるのだが、最初のハードルは初心者にとって高い場合がある。

国内大手メーカーは典型的なパソコンの使い方を想定して、初期ソフトとしてパソコンに付属させてくれているため、あまり迷う事なくやりたいことができる準備を整えてくれている

最終的には自分が好きなアプリを使用することになるかもしれない。しかし、とっかかりとして初期ソフトがあるというのは操作が不安な初心者にとって非常にありがたいはずである。

電話対応が慣れている

これらの国内大手メーカーは安心感を売りにしており、サポート体制が充実している。パソコン初心者をメインのターゲットとしているため電話対応にも慣れており、分からない事があっても安心して聞くことができるはずである。

サポート不要という人はBTOメーカーやデル・HPなどがおすすめ

パソコンに関しては初心者と言えども、家電が好きな人や、グーグル検索での問題解決になれている人であればサポートは不要である。

ドスパラやマウスコンピュータ-などのBTO(Build to Order、受注生産)メーカーやデル・HP・Lenovoといった外資大手メーカーは初期ソフトがほとんどなく、電話対応も充実しているとは言えないがコスパの高いモデルが多く、国内大手と比べると3割程度割安で購入できる

BTOメーカーは拡張性を売りとしているため、サポートが不要な初心者にとっては有力な選択肢となるはずである。

種類別・初心者がパソコンを購入する時の注意点

コストパフォーマンスの観点や最初から必要な端子が揃っているという観点ではミニタワー/スリム型のデスクトップパソコンかスタンダードノートをおすすめする。

とはいえ持ち歩く頻度が高ければモバイルノートが必須であるし、家に置くスペースやインテリアの観点からデスクトップの本体とディスプレイが一体となった一体型パソコンが良いという人もいるだろう。

そこで初心者が購入時に注意すべきポイントをパソコンの種類別に紹介していく。

タワー型/ミニタワー型デスクトップパソコン

初心者が購入する場合、最も失敗が少ないパソコンと言える。コストパフォーマンスは高く、必要に応じて拡張が自由に行えるため守りも固い

ただ、CPUは後から変更することができないため、慎重に決定しよう。

スリム型デスクトップパソコン

こちらも比較的失敗は少なくコストパフォーマンスも高い。グラフィックボードは小型のものしか拡張できないため注意が必要である。3Dゲームが途中でしたくなったとしてもある程度パワーが必要なため小型のグラフィックボードでは十分でないケースは多いだろう。

メモリの途中拡張は可能であるが、メモリスロットは2枚しかないため、4GBのメモリを2枚挿している場合は16GBへの拡張は不可能である。

一体型デスクトップパソコン

デザイン性は高く部屋はすっきりするが、制約が多く購入時には要注意である。コスパも悪く、パソコンの拡張も考えるべきではない。

まず一体型は熱処理が難しいためノートパソコン用のCPUが積まれているケースが多い。CPUの性能が低い可能性が高いためPASSMARKをしっかりチェックするべきである。

次に、液晶パネルが光沢のあるグレアタイプか、光沢のないノングレアタイプかを確認しておこう。

作業に適しているのはノングレアタイプで、大抵のパソコンはこのタイプである。しかし一体型デスクトップパソコンは作業を行うより映像視聴を主としているものも多くグレア液晶を採用している場合も多い。

長時間の作業を想定している場合はノングレア液晶を選ぶように注意しよう。

最後に映像録画を行う場合は十分にストレージが積まれていることを確認しよう。外付けHDDを購入して付けるのも良いが、スッキリしているという一体型パソコンのメリットを無くすことになるためおすすめできない。

2TB(2000GB)程度積んで、ゆとりのある録画・動画用マシンにするとよいだろう。

スタンダードノートパソコン

15インチ以上の大型ノートパソコンはスタンダードノートパソコンと呼ばれる。コスパが高く、端子数も豊富に揃い、DVD/BDドライブも搭載できるため、ノートパソコンの中では初心者におすすめしたいタイプである。

メモリの拡張もできる場合が多く、いざという時は拡張できる。グラフィックボードを途中で追加することはできないため、3Dゲームがしたい場合は最初からゲーミングノートを買う必要がある。

CPUは稀にデスクトップパソコン向けのCPUを積んでいる場合もあり、ノートパソコンの中では性能が高い。PASSMARKを良くチェックしておこう。

モバイルノートパソコン

14インチ以下の持ち運び安いパソコンはモバイルノートと呼ばれる。コスパは悪く、端子数も少ない場合が多く、DVDドライブは基本的に搭載されない。

初心者にはおすすめできないモデルである。しかし持ち運びを前提とした場合は一択の選択肢となり、人気も高い。購入時には注意を払おう。

端子数が削られているとUSBメモリが挿せない、HDMIケーブルでディスプレイに繋げないなど、急に必要になった時に困る場合が多い。変換ケーブルを別途購入する必要があることを頭の片隅に入れておこう。

CPUは長時間バッテリーを持たすために消費電力が低くパワーが出ない。PASSMARKは確実に確認しておきたい

また、バッテリーは長時間駆動するものが多いが、公称値の7割程度が実際のバッテリー持続時間であるため信じすぎないように注意しよう。

初心者へおすすめのパソコン3選

以上から私が初心者へおすすめするパソコンを3つほど選んで紹介する。

ドスパラ デスクトップパソコン

インターネット通販ができるぐらいのリテラシーがあれば手厚いサポートは必要ない。そのような初心者におすすめのデスクトップパソコンがMagnate IMである。

Theパソコンという外見だが、コストパフォーマンスも非常に高いパワフルなパソコンである。

拡張性が高く、あとからゲームやより高度な画像編集などが行いたくなったとしても難なく対応することができる。

これを購入しておけばスペックで失敗するということはあり得ないであろう。

NEC スタンダードノート

サポート体制に不安があるならコストは掛かるがまるごと大手に任せてしまうと良い。追加オプションにより最初の操作指導なども行ってくれる。

パソコン操作に自信が無い初心者であっても難なくパソコンを使いこなせるようになるだろう。

CPUやメモリをアップグレードしておかないと後々重くなって後悔することになるのでスペックのカスタマイズには気を配っておく必要がある。

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マウスコンピューター スタンダードノート

自分でサポートは何とかなりそうだ。Windowsの本でも買って勉強するという人はコスパの観点からこマウスコンピュータのスタンダードノートパソコンがお勧め。

ノートパソコンとしては最高スペックのCPUを搭載でき、サクサク快適に作業ができるはずである。

初心者へのおすすめパソコン・選び方のまとめ

初心者向けおすすめのパソコンとその選び方について解説した。

CPUはPASSMARK、メモリは8GB、ストレージは最低240GBを用意すれば大失敗はせず、あとは拡張性を考慮しつつ好みのパソコンを選んで行けば良いだろう。これを元にパソコンを購入すればきっと満足できるはずである。

また、トップページにてアンケートによる推薦もしているので、そちらを確認するとおすすめのメーカー等も分かって良いだろう。各パーツの詳細やOfficeソフトやウイルスバスターが必要かどうかを検討するにはトピックの記事を参照して欲しい。

それでは快適なパソコンライフを。

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