マクドナルドの株を買うべきか

株主優待人気が高いマクドナルド、100株で6枚綴りの株主優待券が1シート貰え、300株で3シート500株で5シートになる。年に2回貰う事ができる。それぞれバリューセットの中の好きなサンドイッチ、サイドメニュー、ドリンクと交換することができる。今回はマクドナルドに投資価値があるかを検証してみる。

まずは優待券1シートあたりはメルカリなどで3500円程度で取引されており、手数料を取られ大凡3000円となる。年2回なので6000円の利益が出る。ポテトLや高額なハンバーガーを注文すると1枚で1000円以上となり6枚だと6000円分が注文できるが、チケットショップやメルカリを通じてでも優待券を購入することができるため、市場価値を考慮してここでは100株当たり年2回で6000円分の価値と仮定する。

次に一株当たりの純利益を四季報で確認してみる。長らく不振が続いていたマクドナルドであるが、業績はやや回復基調にあり、2017年末の決算で60円程度になる見込みである。

最後に執筆時の株価は4190円である。財務的には自己資本比率が十分に高く、利益剰余金も多いため特に倒産の心配は今のところはない。売上高自体は退店も多くそこまで伸びない見込みである。

さて株価を40万として利回りを計算すると優待利回りは6000円分の最低購入額の40万円で1.5パーセント。また純利益での利回りがこれもまた60/4000で1.5パーセント。それに税金が2割かかり1.2パーセント。よってトータルの利回りは約2.7パーセントとなる。

結論を言うとマクドナルドの株を投資対象にすべきではないと言える。外食産業は今後人口減もありただでさえ厳しい。また味の好みが多様化してきている中で巨大チェーンとしての業態が今後どうなっていくのかについて不透明、かつ日本マクドナルドが海外進出するとは考えにくい。この株を買うのならば米国債を買い運用していた方が良いと思う。購入するならば、利益水準が一株益で100円程度まで回復し、株価が2000円程度ならば購入を検討するレベルである。現在の株価は高すぎると言える。