投資信託は極力買うな、買うならインデックス投信

投資信託とは、多くの投資家から少額ずつ資金を提供してもらい、資金を受け取った会社に運用を任せる制度のことである。株は一株何十万円とするものが多いが、投資信託は1万円からという少額で投資を始められるものが多く、更には分散して複数の会社に投資をしてくれるためリスクも小さくできるという事が特徴である。プロの人が運用してくれるし、どの株を買うかで迷わなくても良い上、リスクも分散される。なかなか行き届いた金融商品である。尚、投資対象としては世界中の株に満遍なく投資するもの、新興国株に投資するもの、日本で環境を考えている企業に対して投資を行うものなど非常に様々である。

手数料という美味しいビジネス

ところがこの投資信託には手数料が信託報酬という形で掛かってくる。これが販売側には非常に美味しいのである。信託報酬とは、預けた金額に比例して掛かってくる株売買の運用費のことである。何故美味しいのか?それは販売側がリスクを取らずに利益だけを取れる点である。信託報酬が2%だとして投資信託に預けたお金が100万円だとすると、運用側はその運用実績に関わらず2万円を手数料として儲けることが可能なのである。このため銀行のサイトでは投資信託を積極的に推薦してくるのである。本当に良心的かどうかは自身でしっかりと判断する事が大切である。

買うならばインデックス投信

投資信託にはアクティブ投信という運用のプロが積極的に株の売買をして利益を上げようとする投信と、インデックス投信という機械的に日経平均やTOPIXと言った株価指数と連動するように機械的に売買する投信がある。当然インデックス投信の方が手数料は安くなる。ここで問題となるのが、アクティブ投信でプロが運用した実績なのであるが、残念ながら手数料の差を上回れるほどの成果が出ていないというのが実情である。エコノミストが毎回株価予想を外すように、運用のプロも株価の動きを予測などできないのである。また仮にある程度予測ができたとしても投信択で資金を集めた側は運用する義務があるため株が下がりそうだからといって売る事もできずその制約は大きい。よって機械的に売買して手数料が安いインデックス投信を行うのが資産運用の点ではオススメである。

投資信託は極力やるな

少額からの分散投資が魅力的であるとしても、やはり手数料を考えた場合あまりオススメはできない。ある程度資金があるならば自分で株を分散して購入した方が手数料は絶対的に安くなる。よってまとまって株の購入資金を準備できる人、私の感覚ならば大体100万円程度投資資金を持っている人ならば投資信託ではなく自分で株を購入した方が良いと思われる。まあ株の勉強がてら少額で買ってみるというのであれば止めはしないが。